なんと言っていい映画なんでしょう。コメディですが爆笑は無し。クスクスっていうのが2回ほどだったでしょうか?舞台作品の映画化で舞台作品を殆ど変えていないため、検閲官・向坂睦男と劇団「笑の大学」座付作家・椿一が警視庁の取調室での会話が殆ど・・・同じ場所で会話のみで成り立たせたというのは凄いことですが、見ていてちょっと飽きてしまった。内容は検閲官になったばかりの向坂が舞台上演の脚本を検閲するのですが、「笑の大学」の作家・椿の作品「ジュリオとロミエット」の喜劇脚本に怒りを感じます。日本のために頑張って死んでいく兵士たちが居るのに笑いを求める・・・この考えに不満を持ち、「ジュリオとロミエット」を上演禁止に持ち込もうと無理難問を持ち込むのです。それに対し対応していく椿。「ジュリオとロミエット」は「ロミオとジュリエット」のもじりだとか、笑いの基礎を向坂に教えていきます。今まで本気で笑ったことの無い向坂ですが、徐々に椿の情熱に負けていき、徐々に協力をしていきます。そして6日目ついに上演許可がもらえるのです。しかし、多少いい気になった椿は笑いについて向坂に話します。その中には政府批判も含まれていました。向坂は怒り最後の条件を出します。上演するなら笑う部分が一つも無い脚本にしろ!と・・・翌日、椿の持ってきた作品は向坂を83回も笑わす最高傑作だったのです。確かに今までで一番の作品だが笑う箇所が無いという約束をクリアしていないという向坂・・・それに黙ってうなずく椿・・・椿はそっと、懐から赤紙を出します。昨日、赤紙(召集令状)が椿のところに届いていたのです。赤紙が届いた日に最高な笑いの脚本を書いた椿に、向坂は日本では絶対言ってはいけない「生きて帰って来い」という言葉をかけるのでした。
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