「頭のおかしいオッサン」と子供たちに陰口を叩かれる金俊平は、1923年に朝鮮から日本へ希望を持ってやってきた移民でした。彼のやることは確かに凄いです。確かに管理人の別サイトで猟奇事件をアップしていますが、この時代は凄まじい・・・生きるため、食うための時代です。女房、子供は家畜同然といった内容、もちろん、金俊平が特別すぎると思うのですが・・・映画にストーリーの充実性を求める方なら見ても面白くないでしょう・・・ビート武監督作品に似て、ストーリーは単純で凶暴な男が暴れ死んで行くといっただけの内容です。女房、子供、愛人と色々出てきますが、さほどストーリーに大きな影響を与えていないような気がします。ただ一人を除いて・・・これは後で説明しましょう。金俊平は戦争中は家族を置き、どこかに行っていましたが、戦争が終わりふらりと帰ってきました。蒲鉾工場を立ち上げ、安い賃金で金を貯め始めます。家族、従業員を馬のように働かせます・・・その金で愛人と住む家を、自宅の前に建てます。そして、あまった金で金利貸しを始めるのです。そんな中、別腹の息子・武が現れるが、最終的にぶん殴り家を追い出したりと色々な細かいストーリーは進みます。そして愛人が病で入院・・・数年後に戻ってきますが介護が必要な状態・・・この愛人が先ほども言いましたが金俊平が愛情を注いだ一人ではないでしょうか?動けない愛人を抱きかかえ風呂に入れたりします・・・その後、子持ちも女性を自宅に入れますが、基本的に愛人の下の世話などをやらせます・・・最終的には、首を絞め殺してしまうのですが、それは一種の愛情だったのではと感じました。ある日、娘が金俊平から離れたくて結婚した旦那の暴力に耐え切れず自殺します。その通夜に金俊平は乗り込みます!旦那をぼこぼこにしますが、今までの付けが回り倒れてしまいます。片足の動かなくなった金俊平は子持ち女に金を取られ逃げられます。しかし、老いても体が悪くなっても、まだ金貸しで追い込みをかけたりしますが、ついに体がだめになり息子の正雄に金貸しの後を告ぐように頼みます。しかし、今までの恨みのある正雄には断れてしまいます。金俊平は人妻に産ませた子供一人を無理やりさらい、今までの財産を北朝鮮に寄付し北朝鮮に二人で旅立ちます・・・そして十数年後、みすぼらしい小屋で死んでいくのでした。こういう映画はストーリーより、ワンカットワンカットを楽しみましょう♪金俊平が近所の人の前で豚をさばくシーン、生の豚肉を半分腐らせ蛆が湧いたところを食うシーン・・・強姦シーンとなんか、大正時代の最悪の家庭の一生を見たような感じに成りました。管理人はビート武が好きなんで良いですが、多分、面白くないと感じる人も多い映画ではないでしょうか・・・
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